<北朝鮮内部>金正日生誕日の特別配給みすぼらしく不評 経済の実力表す


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2月16日は故金正日氏の生誕日。4月15日の金日成生誕日(太陽節)に並ぶ北朝鮮最大の祝日とされている。

【他の写真を見る】 (参考写真) 5年前に子供に配られた菓子袋。「世の中に羨むものなし」と書かれ、平壌市にある「学生少年宮殿」の絵が描かれている。

この二大祝日にあたり、北朝鮮政権は「指導者の配慮」の名のもとに、国民に贈り物=特別配給をしてきた。各種食品や酒、タバコ、食堂の食事サービスなどである。また子どもには、制服、学用品、菓子などが配られた。

しかし、90年代以来の深刻な経済難で、指導者の贈り物の質的量的低下が著しく、近年では、一般家庭には酒一本とコメ1キロ程度、子どもには国産の袋入りの菓子セットが下賜される位であった。

2月16日の祝日は金正日氏の死去後に「光明節」と名付けられた。今年の「光明節」の贈り物はどうだったか?

北朝鮮の中部に住む取材協力者に電話で聞いた。この人物は学校に通う子どもが一人いる。

問: 特別配給は何が出ましたか?
協力者: 職場に通う労働者には2月分の配給として玄米3キロとトウモロコシ2キロ。それだけです。農場員には、米の蓄えあるはずだと、ホウレンソウ600グラムだけ。

問: 金正日の誕生日に集まりはありましたか? それから子供たちへの贈り物は?
協力者: 集まりは今のところ何もないですね。子供たちには菓子一袋が出たけれど、入っていたのは、アメと米カンジョン(おこしのような菓子)2個、ガム7個だけ。

問: そんな贈り物って、もらって嬉しいものですか?
協力者: ははは(笑)。

問: 市場で売っている菓子と比べて質はどうですか?
協力者: 質が悪いという程度ではないんですよ。もちろんまずいし。

金正恩氏は一月の新年辞演説で言及したように、昨年来「人民生活向上」を政策スローガン、公約として掲げている。

核実験、「ロケット」発射を強行した今、生活向上の公約実行を果たす意志と財政的余力があるのか、それを知る指標の一つとして、この日の贈り物を見ることができるだろう。(カン・チウォン)