体育の授業に「伊勢原おどり」 踊って地域に愛着を


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 伊勢原市の市制施行を記念してつくられた「伊勢原おどり」の踊り手を増やそうと、市立伊勢原中学校が2015年度から1年生の体育の授業に伊勢原おどりを取り入れた。同校は「地域のお祭りに参加し、溶け込むきっかけにしてほしい」と意気込んでいる。

 山は大山 阿夫利(あふり)の神は
 関東八州の関東八州の守り神 ソレ 伊勢原よいとこ 伊勢原市
 音頭調の曲の伊勢原おどりは市制施行を記念し、1971年7月にお目見えした。歌詞には「大山」「日向薬師」といった伊勢原の誇る名所のほか、「梨」「ぶどう」などの特産品が登場する。演者が輪になって回りながら踊る形式で、盆踊りに似ている。

 現在でも10月の「伊勢原観光道灌まつり」や盆踊りで踊られるほか、子ども会などで教えられている。ただ地域差があり、少子化などで廃れてしまった地域もある。

 同校でも2年生が体育祭で披露していたが、30年ほど前にやめてしまったという。長塚繁昭校長(58)は「子ども会などに入っていなかった生徒は踊れない」と話す。

 そこで「地域に愛着を持つにきっかけに」と同校は15年度、初めて体育のダンスの単元に取り入れた。今月17、19日には市スポーツ推進委員協議会から講師を招き、1年生が1時間ずつ踊りを学んだ。

 最初は手つきなどがぎこちなかったが、佐藤恵子会長(65)から「照れないで、手を伸ばして」などと指導を受けると、だんだんと動きに切れが出てきた。初めて踊ったという女子生徒(13)は「道灌まつりで見て、難しそうだと思っていたが、実際にやってみると、意外に簡単だった。まつりで踊りたい」と話す。

 長塚校長は「来年度以降は授業を2、3年生にも広げたい。生徒には道灌まつりや盆踊りで、積極的に踊ってほしい。いずれは、体育祭で全校生徒で披露したい」と語っていた。